ここではワールドフーズで開業したオーナーの“生の声”をご紹介いたします。

『風天』茅野店オーナー/百瀬敏雄 48歳
【開店日】2000年1月21日
【店舗面積】16.5坪
【席数】26席
【前職】サラリーマン
●どうしてこの道を選んだのですか?
貯蓄しても目減りしていく昨今、手持ちの蓄えを資本に独立したいと考えていました。独立の条件としてはお客様の反応を直に感じることが出来、かつ資金回収の容易なもの…と考えた時に「居酒屋」をやりたいと思ったのがきっかけです。
 しかし、経験もノウハウも持っていないのでチェーン店に参入するしか無いと思い、インターネットで検索していたところ、ワールドフーズに辿り着いたのです。
●ワールドフーズに決められた理由は?
多くのチェーン店はやはり画一化されている部分があり、セントラルキッチンがあるのでなかなか自分の理想通りの独立にはならない。とりあえず耳を傾けてはくれても「それじゃ成功は無理」と突き放されたりしました。
けれど、ここはすごく家庭的でオーナーの意見を真剣に検討してくれます。一緒に考え、共に導き出した最善の方法を選択できるので、満足いく独立が果たせそうだと思い最終的に、ワールドフーズでお世話になりました。
●当初抱いていた不安は何ですか?またそれはどうやって解消されましたか?
やっぱり本当に自分に経営というものができるのか、そして資金が回収できるのかという不安はありました。しっかり研修もして頂いたんですが、やはり現場に出るまでは不安でしたね。
 最初に1年は不慣れな部分があり、資金回収を危ぶんだこともありました。でも本部にも相談し、まず1年を振り返っての問題点を分析。その問題点を解消していくことで少しずつ売り上げも伸び2年目からは利益も確保、「自分がしっかりさえしていれば、何とかなるんだ」と自信もつき、「これが経営するということなんだ」と思いました。
●オープンに至るまでのエピソードは?
経験ゼロからのスタートでしたので、全てのメニューを自分で作ることが出来るようになるまで予定以上の時間がかかってしまい、当初のオープン予定を1ヶ月先延ばしにしました。この時はかなり自信を喪失しそうになりましたね。でも、中途半端じゃ開店できないと、懸命に研修を受け、オープンにこぎつけました。
 
また、オープン直前にスタッフ募集を行いましたが応募者が少なくて。採用を決定するときも井岡社長が出向いて来てくれて、一緒に考えてくださいました。
●店舗運営において苦労したことは?
自分は研修を終えたばかりの経験ゼロのオーナー店長、かたやスタッフの中に経験を積んだ職人の方もいらっしゃって、意見の食い違いをどうしても解消できませんでした。後に、スタッフを総入れ替えという結果になったのですが、あくまでも風天茅野店は「自分の店」。自分流の店作りに大切なのは、自分の経験の浅さを埋めてくれるスタッフを採用するのではなく、自分の意見に賛同してくれるスタッフと共に店を育てていくことが大切だということに気づきました
●この道を選んでよかったと実感した出来事は?
当初は、風天という店を好きで来て下さっているお客様と、興味本位で来て下さっているお客様の見分けがつかず、どのお客様に対しても同じような応対しか出来ませんでした。もちろん、どちらも大切なお客様なのでサービスや接客に優劣をつけるわけじゃなく、自分の店を好きで来てくださるお客様の存在を知りたかったんです。そのほうが励みになりますし。でも経験を積んでいくうちに、2・3回の会話でわかるようになりました。そして、お客様に対してこちらが好意を持って接することが、お客様も風天を好きになってくれる大きなきっかけになることだと確信するようになりました。
 
また、お客様の中にも同業種・異業種であれ商売をされている方もいらっしゃいます。そういう方のお店には必ず自分も足を運ぶようにしています。おかげで色々な方との交流も深まり、自分の勉強にもなる。長いお付き合いができそうで、これだけは欠かさないようにしています。
●今後FC加盟を目指される人にひとこと。
世の中には「絶対」というマニュアルは存在しませんよね。そんなものがあれば、誰も失敗なんてしませんから。なのに、私が話を聞いた他のFC本部では、“言うとおりにしていれば成功する”という姿勢が多くて。
 
ワールドフーズは、素人考えの意見でもしっかり耳を傾けて一緒に考えてくれます。満足いく独立を実現させてくれるFC本部での独立を目指したい方なら、ワールドフーズで独立されるのをお勧めしますね。
『やきとり道場』上新庄店/石井智明 30歳
【開店日】2001年9月13日
【店舗面積】11坪
【席数】20席
【前職】居酒屋店員
●どうしてこの道を選んだのですか?
学生の頃からずっと飲食関係のアルバイトばかりしていました。自分にはこれが天職だと思っていたんですよね(笑)。ですから、いつかは自分自身で店を持って独立したいという夢をいつも抱いていました。
●ワールドフーズに決められた理由は?
実家の近くに“風天”のお店があり、良くそこに友人と飲みに行ったりしていました。料理も美味しくて何度も通っていたりしていたんですが、ちょうど独立を真剣に考え始めた頃、独立系の雑誌で風天の本部であるワールドフーズが掲載されており、即問い合わせてみました。
 初めて本部に伺った時、その日に既存店各店舗を案内してくださった時のスタッフの方の印象がとても良くて。ここなら、きっと自分の理想とする独立を果たせるんじゃないかと思い、自分の希望や資金状況などから「やきとり道場」で独立を目指すことになりました。
●オープンに至るまでの不安は何でしたか?またそれはどうやって解消されましたか?
自己資金が少なかったのが一番の不安点でした。色々と独立に対する夢はあったのですが、何しろ貯蓄が少なくて。開業を決めると同時に店舗も探し始めて、借り入れが決定する前に先に店舗が決まってしまったんです。やっぱり精神的に少しあせりましたが、井岡社長が色々とサポートして下さったので借り入れも何とかクリア。2ヶ月かかりましたが、親身になって相談に乗ってくださったり応援してくださった井岡社長の力があったからこそ、オープンを実現出来るまでに至ったのだと思います。
●店舗運営において苦労したことは?
オープンしてからの半年位は固定客がなかなか付かず、売り上げも安定しませんでした。この状態から脱却するために何か方針を変えたほうがいいのかと悩みましたが、妥協はしたくありませんでした。
 結局、自分のスタイルは変えず日々やるべきことをコツコツとやることに。そうすると、次第に固定のお客様も増えてきて。やっぱり、何事も自分のやることに信念を持って努力することが大切だと改めて実感しました。
●この道を選んでよかったと実感した出来事は?
しょっちゅう来てくださる常連のお客様は、最近ではすっかり飲み仲間になりました(笑)。定休日には一緒に飲みに行って、お店が開いている日には良く顔を出してくれて。新しい出会いがたくさんあり、毎日楽しくやっています。
●今後FC加盟を目指される人にひとこと
本部は真剣に私たちオーナーのことを考えてくださいます。けれど、それに頼りっきりではなく、最終的に何事も決めるのは自分。全ての行動は自分の責任だと思って行動することが大切だと思います。そうして掴んだ成功は、また格別のものだと思います。